Buon giorno (ボンジョルノ) どうも、編集長の【あるでんて】です。
そんな疑問に答えていきます。
結論から申しますと、2㎝を超えるVカットはオススメしません。
なぜスラックスにVカットを入れるのでしょうか?
Vカット縫製とは
パンツの帯(ウエストバンド)後方の中心にV字で入れられた切込みを、「Vカット」と呼びます。
「シートピース」「Vスリット」「Vノッチ」などとも呼ばれています。
Vスリットを入れる理由
(プリっとした写真失礼しますw)
座ったり、前かがみになった時、スラックスの帯(ウエストバンド)後方が張ってしまいます。
そこにVカットを入れ開くことでで、力を分散し張りを軽減します。
人間の動きを考えた、縫製がVカットです。
しかし、Vカットを入れる事は、オススメしません。
Vカットをオススメしない理由
Vカットをオススメしない理由は2点です。
シャツが見える
シャツがみえてしまうとカジュアルで野暮ったい印象になります。
ドレッシー(キレイめ)に着こなしたい場合は、Vカットなしの方がオススメです。
後ろ姿がスッキリしない
比べてみるとわかりますが、Vカットなしの方がスッキリしています。
(上:カットなし・下カットあり)
Vノッチを入れる時の条件
Vカットをどうしても入れたいときは2cm以下の切込みがオススメです
(長さ別)切り込み具体例
こちらにVカット2cmと3cmのスラックスを2本用意しました。
2cmだと中のシャツは、それほど見えませんが、3cmですとカットが深いので、丸見えになってしまいます。
切り込みが浅い方が、後ろ姿はスッキリしますが、3㎝を超えるとカジュアルな印象が強くなります。
あまりファッションに詳しくない人が見ると、「あれ?破れてるよ?」と反応されそうですw
スラックスのVスリット(Vノッチ)はダサい?(まとめ)
グルカスラックスなどのベルトレスタイプは、Vカット縫製が施されている事が多いです。
編集長のアルデンテとしては、後ろ姿を見せる夏場などに着用するスラックスは、Vカットは2㎝までをオススメします。
Vカットの考えは、シャツでいう前立てを付けたり、ポケットを付けたりとドレスダウンする縫製です。
細部をドレッシー(キレイめ)に着こなすなら、Vカットは不要です。
編集長のあるでんても、Vカット縫製を直しに行ってきます。
洋服を買うと細かい失敗はつきものですね。
みなさんも、イタリア男のような、お洒落な日本人を目指していきましょう。
それでは、また Ciao(チャオ)